WEBアプリケーション診断結果の表示ができるようになりました

もくじ
- 開発背景
-
機能概要
- WEBアプリケーション診断結果脆弱性の表示と、脆弱性対応の管理
- リリース時期
- おわりに
S4のアップデート情報を拝見いただきありがとうございます。
この度、S4でWEBアプリケーション診断の結果の表示ができるようになりました。
開発背景
2022年2月22日、S4はクローズドベータテスト版をリリースしました。
ここでリリースされたものは、脆弱性管理システム(Vulnerability Aggregation Management System)であり、
これは「世界に公開されている脆弱性情報と資産のマッチングを行い、検出された脆弱性の管理を行える」といったものです。
今回、4月7日にリリースしましたのは、脆弱性診断ポータル(Vulnerability Assessment Portal)のフェーズ1となります。「脆弱性診断で検出された脆弱性を、S4上で確認・管理すること」ができるようになりました。
まず、脆弱性診断とは、『お客様のWEBアプリケーション等に対し、想定される攻撃者からの擬似攻撃を試行・考察することで、セキュリティホール(脆弱性)を検出し、安全性を徹底的に調査する。』ことを指します。
現在、脆弱性診断サービスは多くの企業様にご利用いただいております。
その脆弱性診断ですが、診断結果については診断結果報告書をPDFファイルでご提出しておりますが、以前からお客様より
「脆弱性診断の対応は、各システムの担当者に任せていて、社内での全体管理ができていない。情報共有もできていない。診断結果ファイルの管理もバラバラ」
「報告された脆弱性について、どの脆弱性の対応が終わっていて、どれが終わっていないのか、管理がすごく大変」
といった、お困りの声が寄せられており、今回はS4で診断結果の管理ができるようにアップデートいたしました。
まず今回のアップデートで診断結果表示に対応したのは、数種類ある脆弱性診断の中でも一番実施数の多い「WEBアプリケーション診断」となります。
機能概要
WEBアプリケーション診断結果脆弱性の表示と、脆弱性対応の管理
- 一覧表示、詳細情報表示。
- その脆弱性の担当者を割り振り。
- その脆弱性は現在はどういう状況(未対応、対応中、対応済み、対応なし)なのか、登録。

リリース時期
2022年4月7日
おわりに
WEBアプリケーション診断以外の脆弱性診断結果についても、これからS4上でご確認いただけるようになっていきます。次はプラットフォーム診断の予定です。また、将来的には、S4から診断の依頼することが出来るように…とも考えております。S4がどんな成長をしていくのか。一緒にワクワクしていただけると嬉しいです。
今後もS4のアップデート情報を引き続き更新していきます。機能やデザインなど、気になることがございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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